『ディストラクション・ベイビーズ』

『ディストラクション・ベイビーズ』観てきました。日曜のラストにもかかわらず満席でしたね。他の回も立ち見が出るぐらい盛況なようで。観客はシネフィルっぽいおじさん以外にも、若い子が多かったです。若い監督の映画を、同じ場所で同じ世代の人間と観る…

『ユダ』

たまには危険な匂いをプンプンさせてる地雷映画も観たくなるってことで、『ユダ』観ました。 面倒なので、ストーリーはオフィシャルサイトから抜粋。 ---------------------------------------- 埼玉県郊外の街。女子高生の絵里香は、どん底にいた。彼氏の裏…

マニエリスム

Ⅰ.マニエリスムとは何か 極端に寓意と技巧を凝らした、反古典、反ルネサンス的な芸術運動 語源:マニエラ(maniera) 手法、技巧 技巧と様式に拘泥する故の模倣の連続⇒「マンネリズム」 時代:ルネサンスとバロックの間(15c中頃) 代表作家:ミケランジェ…

『岸辺の旅』

早稲田松竹で黒沢清監督『岸辺の旅』と橋口亮輔監督『恋人たち』を観てきました。以前ギンレイホールで『恋人たち』を観たのですが、そのときは酒をハイペースで呑んでから観たため、中盤で爆睡、終盤は若干吐き気を催しながら視聴し、ほとんど観ていないよ…

『ザ・マスター』

『ザ・マスター』 基本的には父と息子の物語であるし、共感、同一化、対峙、分離がフレディとランカスター・トッドとの間でどのように描かれるかが物語の肝になっていると思う。 海軍の中でのフレディ フレディは海軍に属しているもののPTSDと思われる理由で…